Art Exhibitionアート展示

伊藤千帆展

_CHIHO ITO ART EXHIBITION

伊藤千帆さんは、2016年に郡上八幡でアーティストインレジデンスが開催されたときに参加くださった作家さん。

築100年近くになる町家の蔵の中で、郡上の森から切り出した大木の木肌から録った記憶。

蔵の中に差し込むわずかな光の中で、大きな木と木肌が怪しげに町の年輪を伝えていました。

この度、木ノ離で、ふたたび郡上八幡の木々を使ったアートを展示くださいます。

今でしか、ここでしか見れない風景。

ぜひ多くの方に堪能してほしいと思っております。

伊藤千帆は、ラテックスや木を主な素材として、サイトスペシフィックな作品を展開しています。

今回の展示では、郡上八幡の街並みや建物から時間や記憶を読み取り、それを具現化していきます。

彼女のつくるピンと張り詰めた空間や、時間と共に経年劣化するラテックスに内包され、訪れた人々の記憶を想起させてくれるでしょう。

■伊藤千帆 ITO Chiho

 

1975 愛知県生まれ

1998 名古屋造形芸術大学造形芸術学部美術学科Ⅱ卒業

 

1998 Cap de Arte2 Cadaques スペイン)

1999 個展(ガレリア・フィナルテ/名古屋)(同2005/2007/2011/2013/2015

2000 5-tracks プロセスの断面(名古屋市市政資料館/名古屋)

2001 TRANSITKunstakademie Düsseldorf /R-10 Düsseldorf, ドイツ)

2008 ひろがる空間-栗本百合子と伊藤千帆(マルチプルチョイス/名古屋)

2014 きそがわ日和2014~まちの記憶を拾い、編む~(旧中山道太田宿一帯/岐阜)

2016 個展(ギャラリーラウラ/愛知県日進)(同2019年)

きそがわ日和2016~郡上に棲む精霊たち~(郡上市八幡町新町周辺/岐阜)

2019 パラランドスケープ“風景”をめぐる想像力の現在(三重県立美術館/三重)

公器の庭(日本料理寶樂/愛知県一宮)

 

2007/2010/2012/2017 international workshop (デンマーク各地)